「リョカッキ」というバンド名は、文字通り「旅客機」から来ています。旅客機とは皆さんご存知の「お客さんを乗せて飛ぶ飛行機」のことです。
じゃあなんでその言葉チョイス?というと、一見「リョカッキ」とカタカナで書かれると「ん?」って思いませんか?
ふだん漢字で見慣れている言葉ですが、カタカナになった瞬間にそんなフックがかかる単語としてカジヅカが気に入ったのが由来です。
「色んな人を乗せて楽しい旅へ飛んでいく旅客機のようなバンドになりたい!」みたいな理由は多分ありません。
もう一つの由来は、カジヅカとシバハラが敬愛するバンド「キンモクセイ」の代表曲「二人のアカボシ」の没歌詞から来ています。
この曲のCメロの歌詞で「朝焼けの水蒸気が隣の空を彩る」という一節があります。ここは元々「朝焼けの旅客機が…」という歌詞だったのですが、ちょうどレコーディング中に9.11世界同時多発テロが起きたため「旅客機」を「水蒸気」に書き換えたという裏話があり、キンモクセイが好きすぎてその旅客機を拾い上げたというのが由来となっています。